孤独死の相続方法とは?相続手続きの流れから注意点まで徹底解説

 

孤独死の場合、相続人は誰か、財産はどのくらいあるのか、遺言はあるのかが判然とせず、相続手続きが複雑になる可能性が高いです。

そのため、相続する権利があるらしいことはわかっているものの、相続方法がよくわからずに困ってしまう人は多いでしょう。

そこで、今回は孤独死の相続手続きの流れを紹介した上で、孤独死の相続手続きを行う際の注意点を解説します。
孤独死の相続方法を知り、相続手続きをスムーズに進めたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

孤独死の相続手続きの流れ

孤独死の場合、通常の相続方法とは異なる手段を講じなければならないと考える人もいるでしょう。

しかし、孤独死の相続方法は、基本的には通常の相続方法と同じです。
ただ、通常の相続よりも丁寧に確認しなければならないことが多いと言われています。

孤独死の相続手続きの流れは、次に示すとおりです。

  1. 相続人を確認する
  2. 遺言書の有無を確認する
  3. 相続財産と相続債務を確認する
  4. 相続の意思を決定する
  5. 遺産分割協議を行う
  6. 相続手続きを行う
  7. 相続税の申告・納税を行う

以下より、それぞれの項目について解説していきます。

 

1.相続人の確認

まずは、以下の書類を取り寄せ、相続人を調べましょう。

  • 孤独死した人の出生から死亡までのすべての戸籍謄本もしくは除籍謄本
  • 孤独死した人の戸籍の附票
  • 相続人の戸籍謄本

なお、場合によっては以下の書類が必要になることもあります。

  • 孤独死した人の両親の出生から死亡までのすべての戸籍謄本もしくは除籍謄本
  • 孤独死した人の兄弟姉妹の出生から死亡までのすべての戸籍謄本もしくは除籍謄本

相続手続きを円滑に進めるためにも、相続人全員の住所と連絡先をしっかり把握しておいてください。

 

2.遺言書の有無を確認する

孤独死した人の自宅や貸金庫、日本公証人連合会の遺言検索システムなどをチェックし、遺言書が残されていないか確認します。

なお、遺言検索システムを利用できるのは、基本的に相続人のみです。
遺言検索システムを利用する際には、以下の書類が必要になります。

  • 孤独死した人の戸籍謄本もしくは除籍謄本
  • 検索希望者の戸籍謄本
  • 検索希望者の作成後3か月以内の印鑑証明書と実印のセット

 

3.相続財産と相続債務を確認する

孤独死した人の相続財産を調べる際には、以下の書類を探しましょう。

  • 通帳
  • 保険証書
  • 権利証
  • 債券
  • 株券

一方、相続債務を調べる際には、通帳や請求書を確認するのみならず、シー・アイ・シーや日本信用情報機構、銀行協会などの信用情報機関に問い合わせて信用情報照会を行ってください。

 

4.相続の意思を決定する

相続財産と相続債務を天秤にかけ、相続の意思を決定しましょう。

なお、相続の意思決定は、相続放棄・限定承認の期限である相続人となったことを知ってから3か月以内に行うように心がけてください。

 

5.遺産分割協議を行う

相続権を持つすべての人が相続の意思を決定したら、相続することを決めた人全員で遺産分割協議を行います。

遺産分割協議では、現物分割・換価分割・代償分割のいずれの方法で相続財産を分割するかなどが話し合われます。

遺産分割協議の結果は、相続手続きをスムーズに行うためにも、遺産分割協議書を作成してまとめておきましょう。

 

6.相続手続きを行う

遺産分割協議で話がまとまったら、相続することが決定した遺産の相続手続きを行います。

主な相続手続きと手続きに要する期間は、以下のとおりです。

  • 預金の払い戻し:約1か月
  • 不動産の名義変更:約2週間
  • 不動産の売却:約2~6ヶ月

 

7.相続税の申告・納税を行う

相続財産が相続税の基礎控除である「3,000万円+法定相続人×600万円(※西暦2020年7月20日時点)」を超える場合、相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内に相続税の申告・納税を行う必要があります。

孤独死した人の住所地を管轄している税務署に相続税申告書を提出し、納税しましょう。

 

孤独死の相続手続きを行う際の注意点

孤独死の場合、速やかに特殊清掃や遺品整理を行わなければならないケースが多いです。

しかし、故人の財産を使って特殊清掃を行ったり、価値があるものを売るなどの遺品整理を行ったりしてはいけません。

もし、故人の遺産に勝手に手をつけてしまった場合、相続放棄ができなくなったり、遺産分割協議の際にもめたりしてしまいます。

特殊清掃の費用についてはひとまず立て替え、遺品整理をする際には、価値のあるものについてはレンタル倉庫に仕舞っておくなどしておきましょう。

なお、葬儀費用については、相続放棄をする場合でも、故人の財産を使っても良いとされています。

しかし、あまりにも華美な葬儀を行った場合には相続放棄ができなくなってしまうので、注意してください。

 

まとめ

 

孤独死の相続手続きを行う際には、すべての相続人と相続財産、相続債務の把握が重要です。

今回ご紹介した孤独死の相続手続きの流れや孤独死の相続手続きを行う際の注意点をしっかりおさえて孤独死の相続方法をマスターし、孤独死の相続手続きをスムーズに進めてください。

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